夜半

はぼ助コメントは「空のように、すみきってます」。
窓の外は満月…いや、十六夜かな。雲もなく、温かい月が春めいて朧。
いい感じのシンクロ。
しかし、ここ数日、１月とは思えない空気だ。

ネタがない

と言うタイトルはブログとしていかがなものか。埋め。
まだしばらく購入予定の新刊も無し。
ここ数日、慣れない経理ソフトと格闘。数字に弱いのに大丈夫か自分。

日中はうららかな陽気。早朝の放射冷却も目覚ましく。
夜のキンと鳴りそうな冴えた空気がまた心地よし。
四季あればこそ。
春の佐保姫、秋の竜田姫は知っているが、夏と冬の姫はいるんかな？と検索したら
夏は筒姫、冬は宇津田姫とな。そうか、宇津田姫の季節なんだな。

成人の日

連休に仕事をするナマケモノの節句働き逃避埋め。
地元の成人式は昨日だったようで、新聞記事で色とりどりの振袖姿のお嬢さんがたが花のようでほほえまし。
連れ去られていた乳児は無事ご両親の元へ戻ったようで良かった。
にしても、何故日本の成人年齢は20歳なのだろう。高卒だともう社会人２年だし、大学生はまだ学生。短大や専門学校生なら丁度社会人になるところか。単に数字のキリがいいからなのかな。まぁ昨今では30歳成人説もあるし、新成人の方々も「今日からオトナ！」とか思うわけでもないだろうから、深く考えなくていいか。しかしアメリカの成人年齢21歳ともなると、更に半端な数字で理由が気になる。（…気になるなら調べるかどうかしろ＞自分）
えーと…晴着に満面の笑顔の若人に幸多かれとエールを送りたかっただけなんだが（笑）

雪も洗濯物も凍っていた朝。少し日が射して融けてきたかな。
「暖房温度は20℃で」と謳うウォームビズ広告を室温15℃半纏姿で作成。妙。

４冊

昨日棚入り。
・龍の花わずらい１：龍の一族が治めるオアシス。時期当主のシャクヤ姫と許婚クワン。そこに行方不明だったかつての許婚ルシンが戻ってきて恋の鞘当てが始まる…と、正統派甘甘少女漫画。この作者の醸し出す雰囲気が和む。
・銀のトゲ５：茨木と綱の友情完結巻。この作者らしい少し哀しい余韻を残すハッピーエンド。綱が名刀鬼切を預かる剣豪に見えないのがミソ（笑）
・夜刀の神つかい９：未だに話が見えない…ちょっと期待してたんだが。
・文鳥様と私 愛蔵版１：コミックスが家に揃ってないので買ってみた。倒錯の館（笑）

元日の氏神詣では遷宮中の仮宮が停電だった。それも面白かったのだが。
昨日は験直しに、家族が行ったことが無いという近在の国宝神社に参詣。
参道の大杉並木からはらはらと雪が舞い落ち風情。良い空気でした。

そして家に戻ると仕事始めのメールとFAX。さて今年もぼちぼち行こうか。

小寒

補完の合間に古畑vs.イチローを眺め漢字パズルを埋める。
しぶんぎ座（＆かみのけ座）流星群はまた曇りで遭遇できず。
日が変わって本日は二十四節気"小寒"。寒の入り。
天気予報もしっかり雪マークが戻ってきた。
さらさらと粉雪の音。

「神話の子供たち」

ゴロゴロと人様にお借りした本を読む至福。
如何に本好きとはいえ世に流布する書籍の全てを読むことは不可能。
まして自分は漫画がメインなので、知らない小説のなんと多いことか。
なので、目利きの方からお奨め本をお借りできるのは大変に嬉しい。
ある人々はこれを補完計画と呼ぶ。
…すごく嬉しいんだけど、補完が成された暁には世界が滅ぶのでしょうか（爆）

前置きはともかく。少々真面目に感想文を。
「神を喰らう狼」「隻腕のサスラ」「片翼で飛ぶ鳥」「おまえが世界を変えたいならば」
シリーズ名「神話の子供たち」と銘打たれた榎田尤利著の４冊。
１冊目「神を喰らう狼」序盤から、きめ細やかな描写が胸を打つ。無垢な瞳に映る世界の美しさよ。目に映るもの、聞く音、肌に触れるもの、全てが物珍しく楽しく幸せである小さな世界。おそらくその先に待ち受けているであろう不安な世の中との対比を思うと哀しい。それが暗示により固く閉ざされた世界ならば一層。幸せな生活の描写の中に徐々に折り込まれていく疑問。そして小さな世界の崩壊。否応なく痛みの中に引きずり出される幼年期の終わり。
クローンの存在意義、管理された都市、選ばれた市民、打捨てられた汚染地域に住む非市民、サイ（psy）能力者、レジスタンス、救世の「運命の少女」…モチーフだけを並べると使い古されたものとも言えるが、類似の命題を使っていても、きちんと作者の色が出せる人なのではないかと思う。文体も丁寧で、小さな描写を上手く挟んで情景が浮かびやすく読みやすい。以後の展開もとても気になる。最新刊（５冊目）も出たばかりのようだし、買おうかな。
（どうでもいいが、偉そうな感想文だ…＜自分）

「人」の「夢」は「儚い」と言うが、「幸」に「人」が介在する「倖」にも、ささやかだったりおもねるとかの余分な意味が付随したりする。「人」と成ることは不幸だろうか？
そんなことはないよと言ってくれるフィクションを、いつも待っている。

正月の晴れあがった空。子供たちの歓声がこだまする。
「そうね　本当に　世界はすばらしいわ」（by 遠藤淑子「ヘヴン」）

修正：あれ、神話の子供たち最新刊て５冊目だよな…？と見返してみると３冊目「片翼で飛ぶ鳥」を抜かして表記してました。ちゃんと読み終わってるのにorz　大変失礼しました。

頌春

謹賀新年　賀正　迎春　初春のお慶びを申し上げます。
タイトルに頌春が来たのはこの前TVでクイズに出てたから。
てなことはどうでもいいので。

あけましておめでとうございます。

大晦日

暮れ行く2005年。
ブログ始めて半年経過。飽き性の自分がよく続いたものだ。
ご来訪いただき、皆さま誠にありがとうございました。
来年もぼそぼそと書庫入りリストを埋めていきたいと思いますので、
お気が向きましたら眺めて遊んでやってください。

良いお年を～。

２冊

本日棚入り。
・新・特捜司法官S-A ２：S-Aはツンデレ（爆）。JOKERでお気に入りのナイルの名前が出てきてちょとにやり。説明的な会話にクセがあるので好みが別れると思うが、話がサクサク進むので結構好きです。
・宇宙のあいさつ：新年ゴロゴロの補助に。
他雑誌３冊。「怪」という雑誌があったと思ったが、「幽」という雑誌も出てたんだな。試し買い。しかし高い。

大掃除。何故実家はこんなにガラス窓面積が広いんだ。と毎年思う。本日取り敢えず10間分スクイジがけ。

４冊

本日棚入り。
・カルバニア物語10：エキューパパ、輝きが違う（笑）。波乱だらけなのだが、祝い事が３つも。タニアの男前度はエキューより上だね。不安だったり寂しかったりする時に、叱ってくれたり必要な言葉をくれる、優しい人たちがいる夢の王国。
・暗夜２：「傷口」２冊「殺手」「暗夜」と来て香港ロマン・ノワール完結。飛哥を始めセクシーな男揃いの香港黒社会の哀しみと友情。ジャンルはBLに入るのかな？
・機動戦士ガンダム THE ORIGIN 11：開戦前夜。こういう話はさすが。坊やがとても可愛い…というか、行く末を思うと不憫でならない…。キャスバル、とことん危険な男だ。しかも色っぽい。
・LOVELESS ６：皆、温もりを渇望している子羊たち。だが子羊同士はすれ違い、温め合うことが出来ない。健気なユイコちゃん愛。
他、雑誌４冊。

仕事納め。年内は大掃除して正月はゴロゴロと本を読もう。
想像しただけで幸せだ…いゃ、いつもと同じか？