月に叢雲

数日、冷たい雨が続く。夜半過ぎに部屋を出ると、雲間に月。満月かな。
「月に叢雲」の言葉があるが、言葉に似合いそうな月と雲の組み合わせにはあまり出会わない。
今日も、鱗雲はちょと叢雲とはイメージ違うかな、などと思いつつ眺める。
月暈はよく見るんだが。

以下、私的怒りを吐き出しますのでスルー推奨。

一昨日95歳要介護度５の祖母が口の内外を17針縫う怪我。入浴時のヘルパーさんのミス。
ミスは誰にでもあるので責めたくはないが、上司を含め、誠意も関心も薄そうな養護施設の対応はどうか。
うっかり落とした「それ」は、殆ど寝てばかりいるようだが、痛みを感じる「人間」だということを忘れてやしませんかい。動けないが、話しかければ応えて笑いも泣きもするんだよ。仮にも介護サービスを生業とするなら、金や保身よりも誠意と猛省だろうがゴルァ！
…いかん、書いてると怒りが再燃するな。
数ヶ所で入退院を繰り返した祖母だが、この１年程は実にいい病院にお世話になっていた。病状が安定したので新設の養護施設へ。通所介護でお世話になってた所の併設だし大丈夫でしょう、と親身になって紹介してくれたケアマネさんも、入所１ヶ月で大怪我して病院に舞い戻ってくるとは思わなかったろうな。入所の時から不安材料は多々あったが略。
１ヶ月前までいた病院の外科に入院だが、顔見知りの看護士さん介護士さんが介護病棟から見舞いに来てくださったそうな。こういうことが本当に有難いと思うし、安心と信用に繋がる。某養護施設の経営者に見習ってほしいものだ。

あー、色々言い足りないが吐き出して少し腹がおさまったのでこの辺で。（勝手）
ここ数年安定してた月に叢雲がさしたという話でした。