蔵出し他よもやま

今月書店で手に入らなかった本を通販注文。ブックカバーサービス中だし（すいません、ここの棚入りリストに使わせてもらってるとこじゃありません）。そこの本のランキングトップ10に杉浦さんの「百日紅」上下巻が並んで入っていた。やはり悼む人が多いんだなと、改めて感慨。
そんな訳で、家にある杉浦さん本を蔵出し。
・百日紅（上・下）：漫画。舞台は文化文政。葛飾北斎、娘のお栄、弟子の栄泉らを中心に、浮き世を生きる人々の姿。喜びも哀しみも可笑しさも怖ろしさも。タイトルの由来は上巻の解説（夢枕獏）にて。これも詩的。
・風流江戸雀：漫画。古川柳を題材に紡いでゆくお江戸の空気。
・江戸アルキ帖：ガイドブック？　江戸へ時間旅行してぶらりと散歩。カラーイラストと文で江戸を紹介。
・百物語：漫画。不思議な話、怖い話が淡々と語られ九十九。可笑しみもあるが、容赦ない怖ろしさも。怪談苦手な方はご注意。
・大江戸美味草紙：グルメ本？　川柳を交えお江戸の食べ物にまつわるあれやこれや。
・一日江戸人：軽妙な語り口と可愛いらしいイラストで江戸の風俗風習あれやこれや。薄手の本だけど情報量はハンパじゃない。楽しい一冊。

で、よもやま。巡回ブログの一つにFLASHイベントが入るテンプレートを使っておられる所がありますが、日付が変わる頃行ったら「UFO」に遭遇。昼の「自転車」と、夜中の「車」（もしかして「暴走族」だったのだろうか？）に遭遇できてたので、３つめ。コメント書き込めないのでここで表明。
BANYANは関東圏通過中。地震に続いてなので、関東の皆さまに被害のないことを祈る。

…そして自分のブログの300踏んでしまった。

杉浦日向子さん

訃報。
最初にこの人の漫画読んだのいつだっけな…
江戸人の粋と色気を間合いで語るような作品で、とても好きだった。
漫画やめて以後も（自分には珍しいことに）エッセイも買ってたりしたし、TVでニコニコ楽しそうに嬉しそうに江戸風俗について語るのを見て、ご本人のファンにもなった。
一読者からご隠居さんへ、ありがとう。ご冥福をお祈りします。

５冊

本日棚入り。
・百鬼夜行抄13：今回司ちゃんの力業がないせいか、律が開や晶ちゃんに振り回されまくってます。苦労人。青嵐の明日はどっちだ。開と鬼灯のやりとりが見てみたい。陰険漫才が期待できそうで。
・鋼の錬金術師11：まだ入荷してないかと思ったが並んでた。２日遅れ入荷が基本のこの地域だが、人気作は入るのが早い。嬉しいんだが、他の本達も発売日に入れてくれないかなと思ったり。それはともかく。泣けて笑えて熱くなる。生と死をまっすぐに見つめてかく強くあれ、少年達。大人も頑張らないとね、と自分に言い聞かせつつ。
・新 吼えろペン２：そしてそこはかとなく間違った方向に熱く頑張る大人。これはこれでよし！！（炎尾風味）
・フライングベン１：初出1966年かぁ。本当にこの人はどれほど多くのものを残していったのだろう。
・ご依頼の件：ここにも多くのものを残していった人が。いかん…集め始めるとキリがないというのに…ほどほどにな＞自分
余談。風魔の小次郎リメイク（？）やってるのか。中味見てないけど、車田色がよく出てる絵柄だったなぁ。

小学生たちが夏休みオーラ満開で楽しげ。ほほえましい。

平熱

梅雨明けしたからか、平熱が夏モードに切り替わった。37.4度。
冬の平熱が36.8度なので特に発熱しているわけではない。サーモスタット設定が高めなようだ。多分。
子供なら珍しくない体温だと思うが、何故いい歳こいてこんな平熱なのか、たまに疑問に思う。アドレナリン出っぱなし？欧州あたりでは平熱平均が高いとか聞くし（検索すると日本人の平均は36度後半～37度と出るが、身近で聞くと36度前半以下が多いよなぁ）、特にだるいわけでもなく、行動に支障は無いので無問題なのだが…
涼しい風が吹いてるのに自分の放射熱が暑苦しいのがちと哀し。

200

ここの牛歩カウンターも200に届いたと知らせていただいたので。
ご来訪の皆さま誠にありがとうございます。
ブログの場なのに意図的にお客さん絞ってるような愛想のないページですが、今後もこの調子でぼそぼそやっていきますので、気が向いたら読んでやってください。（何つー意思表明なんだか）

キリ番踏み遊びしやすいところだと思うので、適当な番号を踏んだ時にはお気軽に書き込んでください。お礼のコメントくらいしか出ないけど。

次の棚入り予定は週末か。

６冊

本日棚入り。
・からくりサーカス38：うーむ…テンポが悪くなってる気がする…のは見開き３連続にちと目が点になったせいだろうか。
・君の瞳に三日月：コミックス文庫化。この人の話を読んでると顔がにやけてるのをよく自覚する。
・マダムとミスター２：これも文庫化。あとがきに手書きの福袋応募券。爆笑。本編は透徹した微笑みの余韻。
・かしましハウス１：試しに買ってみた。４人姉妹４コマ。ほほえましい。
・未来いそっぷ：家に星さんの本は無いに等しい。学校の図書室で読んでたから。文字級数アップの新版らしく、本屋で数種平積みになってたうちの１冊。やっぱすごいよなぁ…としか出てこない。
・水曜日のジゴロ：閉鎖的な世界で深刻な性的鬱屈に翻弄される人々。窓の外はからりと晴れ上がった昼間の田舎。何か間違えたようだ。
他ゲーム雑誌１冊。付録がどんどんなんだかなーになってきてるよーな。

今日は陽射しが強い。その分昨日よりは湿気が退いたかな。アブラゼミが元気だ。
家の中ではクツワムシが生まれたらしい。でかくて頑丈そう。
海の日とな。世間は３連休でしたか。

ブログ

こことここを教えてもらったので。好きなことをきっちり熱く語る文章は読んでて嬉し楽し。
思考回路が曲がりくねってるせいか、どうも自分では明快な文章が書けない。ので、人様の文を読むのがとても楽しみです。

４冊

昨日棚入り。
・冬の虹３：スキャナー、軌道エレベーター、うちのカミさんがねと言いそうな刑事。やっぱ面白い。
・ひとりぼっちのプリンセス：電子使いの能力はあまり高くなかったはずだが、いつの間にかネット世界でも伝説の存在になっているあたり、やはり超人。にしても、コミックス２冊同時発売は以後もお約束なのだろうか。大変そうだなぁ。そして少女漫画新刊コーナーに置いてあったこの２冊。えーと…
・新 特捜司法官S-A １：作者言では年齢上げ狙ったようなのにイラストは若返って見えます、秋津。いゃいいんですが（笑）　切り札のその後もほの見えてうむうむ。
・まぼろし谷のねんねこ姫２：うぉう「なかよし」の世界。こういうのもいいんだが、ハヤカワで文庫化というところには違和感。危うし竹光、次巻完結こうご期待。

意味不明なTB。無差別か？と思ったが、もしかしてあの表現のせいか。やはり語弊があったな。公共の場の片隅で独り言呟くのも難しいものだ。
文化庁の国語世論調査結果をニュースで読んで、「微妙」の使い方がどうも間違ってるらしいと初めて知る。しかし知ってる限りでは「味わい深くすぐれている様子」の意味で使う人に会ったことがないように思う。「美妙」とか「玄妙」とか、「妙（たえ）なる」の方向で使う言葉は多いが、「微妙」もそっちとは知らなかった。つーか、うちの旺○社国語辞典（昭和49年版）引いてみたら、そっちの意味載ってなかった…。日本語は微妙ですな。

雨降って

地固まるとは言うが、降り続けると畑も田と化す。野外で働く方々御苦労様です。
そして雨が降り続けると書店に行くこともできず、虚しく回るカウンターの向こうの人々に申し訳ない気分になるので、よしなしごとでも。
月中旬は大体買う本の予定が少ないが、追い打ちをかけるように発売日変更されるとがっくり度倍増。近年、出版やゲームの業界では発売が予定日より遅れる頻度が上がっている。色々あろうが、プロとしてちょっとどうよと関係各位に聞いてみたくなるのは客として我儘だろうか。レーベルによっては予定完遂率50％以下ではなかろうかというものも。統計とってみたいものだ…出来ないが。しても意味無いが。しくしく。＜また何か延びたらしい

今日ふと思い出した漫画の台詞。「読むのは自分の中に何もないからだろうね」「読めば読んだだけ自分はからっぽになるね」（西炯子『一人で暮らす理由』'91）
気分によって、たまに思い出す。14年前か。作者も読者も齢を重ねて行くなと感慨もしたり。自らを振り返って、馬齢を重ねるという言葉を思い出してみたり。雨の日は言葉遊びもおもしろき。…いや、そこで面白がってしまうからいかんのか。…こうしてひとり遊びは延々と続く。

こうして打ってる間にも、窓の外では雨と蝉時雨の攻防が繰り広げられていたのであった。夏やね。

３冊

本日棚入り。
・十二秘色のパレット２：和みファンタジー。雛ヨーヨーが可愛い。
・ヴァンパイヤ騎士：この作者の描くヒロインはエロかわいい。と言うと語弊があるか。＜誉めてるつもり
・ジルオール（略）：ゲームはするのも攻略本を読むのも楽しい。コンプリート癖のある自分の遊び方ではキャラ別エンディングをほとんど見ることが出来ないと判明。やさぐれる。仲間に出来るキャラをコンプリート出来ることも判明して少し浮上。しかしスタート地点変えないと無理か？20時間ばかり進めていたが、やり直しするか…。やり甲斐のあるマルチシナリオRPG。

夕方になって雨が降ってきた。今日は地域によっては七夕。アルタイルとベガの逢瀬はまたも水入りだろうか。
いゃ、居住地では来月なんだが、七夕。